深夜のレギュラー番組で根強い人気を誇った「マツコの知らない世界」が復活!
毎回、私たちの日常生活の中に潜む”知らない世界”に人並み外れた情熱を注ぐ「スペシャリスト」たちが登場し、水先案内人となって”知らない世界”を案内してくれます。
「マツコの知らない世界 ♯91」では、
マツコの知らない「チョコレートの世界 part2」
をご紹介します。
番組内で紹介された選りすぐりの情報もお届けしますよ!
マツコの知らない「チョコレートの世界」
世界一チョコレートを愛する「楠田枝里子さん」が再び登場!世界的チョコレートセレブ楠田枝里子さんだからできる、とんでもないことが続々!
最新のチョコを求め、世界中のショコラティエたちが集う、世界最大のチョコの祭典「SALON DU CHOCOLAT」に先週取材!
さらに、日本のテレビ史上初!「ピエール・マルコリーニのチョコレート工場」を大公開!
楠田さんがスタジオに登場すると、マツコは両手を左右に広げて「うっはっはぁ〜っ!うっははぁ〜あぁ〜っ!出たぁ〜っ!」と大騒ぎです。楠田さんは、「マツコさんにデカイ!って言われる筋合いはないと思います!」と反論。「出たぁ〜っ!」と「デカイ!」を聞き違えるというハプニングで幕を開けます。
「マツコさん!またチョコレートの季節がやってきましたねぇ!」と、フリーアナウンサーらしく番組進行をする楠田さん。チョコレート業界で10月〜3月の間は「チョコレートシーズン」と言われているそうです。今回で2回目の登場となる楠田さんに対し、マツコが「じゃぁ、楠田さんは毎年お見えになるのかなぁ。」というと、楠田さんは「イヤですか?マツコさんの言葉にはトゲがありますよね。」と反論。マツコは楠田さんの手を握り、「違うのよ違います!親しみを込めてね。こんな風に言っても枝里子ならわかってくれるっていうね。」と説明をすると「なるほど!」と楠田さんも納得した様子。マツコは、カメラに向かって「『なるほど』いただきました!」と興奮していました。
※楠田枝里子さんは、以前「なるほど!ザ・ワールド」というフジテレビ系列の紀行クイズ番組の司会を勤められていました。
楠田さんが、「今日は凄いです!本当に凄いです!日本初登場の映像や情報が続々と登場します!テレビの前の皆さんは、もうテレビの前から動かないでください!トイレも行かないでください!」というほどの貴重な情報が続々登場します。
世界最大のチョコの祭典「サロン・デュ・ショコラ・パリ」潜入取材!
世界30カ国から220人ものショコラティエたちが集う、世界最大のチョコレートの祭典。最新のチョコを求めて、入場者は10万人にも及ぶそうです。会場内では、楠田さんが信頼するフードジャーナリストの「伊藤文(あや)さん」と合流します。文さんは、第1回目から毎年「サロン・デュ・ショコラ・パリ」を訪れている方だそうです。「サロン・デュ・ショコラ・パリ」の前夜祭には、フランスの有名女優や歌手、司会者などが出演するファッションショーも行われているそうです。スタートから最高潮の楠田さんが最初に向かったのは、世界トップショコラティエ「ジャン=ポール・エヴァンさん」のところ。楠田さんとは大の仲良しなのだそうです。
・コッフル ドール レ グラン クリュ」 38.50ユーロ(約4,600円)
ペルー、エクアドル、ジャマイカなど、カカオの原産地が違う8種類のチョコが1箱で楽しめる。 「これを食べれば世界旅行ができますね!」とう楠田さんの絶妙な感想にご満悦なエヴァンさん。黄金色の箱の底には保冷剤を入れるスペースがあり、2〜3時間チョコを最適な温度にた保つことができるそうです。
この後も、さまざまなパティシエたちに呼び止められて試食をする楠田さん。フランス国家最優秀職人賞を受賞され、日本のサロン・デュ・ショコラにも出店する「フィリップ・ベルさん」のブースでは新作の「スミレのガナッシュ」、同じくフランス国家最優秀職人賞を受賞された「ブルーノ・ルデルフさん」のブースでは「蕎麦のチョコレート」、フランスショコラ愛好会「C.C.C.」殿堂入りの「アルノー・ラエールさん」のブースでは、「燻製のチョコレート」と、次々と試食していきます。
「コフレ・ショコラ”ル・フュモワール”」 18ユーロ(約2,100円)
ブナの木で燻製させたマダカスカルさんカカオ64%のガナッシュを70%のダークチョコで包んだ新作。試食したマツコは静かに目を見開いて驚き、「燻製だ…!凄いスモークよ。」と、意外な味に驚きを隠せませんでした。
「100%ベネズエラ」 13.50ユーロ(約1,600円)
フランスで1800年代から続く老舗チョコレート屋の5代目の若き天才。新星のショコラティエ「ノエル・ジョヴィさん」が作る、日本のテレビ初登場のチョコレート。中のカカオ豆も、それをコーティングするチョコレートも、同じカカオ豆(ベネズエラ産)を使っているため、味のバランスが良い。変な癖がなく、調和がとれている。こちらのチョコレートを試食したマツコに、「美味しい。これ売れると思う。枝里子さん、代理店になっちゃえば?」と言われ、驚きながらもまんざらではない表情を見せた楠田さんでした。
この日、「SALON DU CHOCOLAT」を回った楠田さんはチョコをもらい続け、なんど35個のチョコレートをゲットしていました。
その中から、マツコにも食べて欲しい「絶品チョコ」をスタジオにご用意。堪能していただきます!
C.C.C.(フランスで最も権威あるショコラ愛好会)のコンクールで、日本人ショコラティエ「辻口博啓さん」「小山進さん」「土屋公二さん」の3人が、最高位ゴールドタブレットを受賞。
「辻口博啓さん」「小山進さん」のお2人は、チョコレート専用のナイフも出されたそうですよ。
「ワイルドカカオ ショコラセパレーター」3,600円(税込)
辻口博啓さんが出された、カカオ豆の形をした収納型チョコレート用ナイフ。
「チョコレート所作」226,800円(税込)
小山進さんが出された、カットボード・ナイフカバー付きのチョコレート用ナイフ。
楠田流!チョコレートの楽しみ方
- 断面を楽しむ
- 匂いを嗅ぎ楽しむ
- 口の中でゆっくりとかし喉の奥に落ちる食感と余韻を楽しむ
「SUSUMU KOYAMA’S CHOCOLOGY2016(Human~coexist with nature~)」1,728円(税込)
「SALON DU CHOCOLAT」に参加していた日本人ショコラティエ「小山進さん」。6年族連続ゴールドタブレット賞を受賞し、現在、兵庫県三田市に「eS KOYAMA」をオープンしています。新作は、お酒の味わいと、醤油の香ばしさが一緒になっている初めての味わいのチョコレート。「醤油ヌーヴォー」「ウーロン茶&マンゴー」「コーヒーチェリー&ライチ」「奈良漬プラリネ」など、発酵と熟成をテーマとした4粒のチョコレートが楽しめます。
「ボワットゥ ショコラ フレンチキス 16個入り」6,534円(税込)
キスマークが9つデザインされた大人の遊び心溢れるパッケージが特徴。中にはチョコレートが16粒。そのうち4粒がハート型の可愛らしいデザイン。バレンタインの本命にはこれがオススメだそうです。
「ボワットゥ マニエティック 50個入り」19,980円(税込)
楠田さんが、「本命には”フレンチキス”だけど、大本命にはコレ!」というチョコレート。50粒のうち10粒がハート型のチョコレート。開けた瞬間に歓声が上がるほどの可愛らしさ。日本の国旗をイメージしたキスマークデザインのチョコレート「キス フロム ジャポン」は、ヘーゼルナッツのプラリネにジンジャーのほのかな辛みがアクセント。フランスの国旗をイメージしたキスマークデザインのチョコレート「キス フロム フランス」は、ベルガモット(ミカン科の常緑高木樹の柑橘類)の果汁とコンフィを加えた柔らかいキャラメルガナッシュ。
今パリで大注目!知らないと人生損する絶品チョコレート
「ジル・マルシャル」さんは、スイーツの魔術師と呼ばれる話題のショコラティエ。五つ星ホテルのシェフパティシエとして名を馳せ、フランスのチョコレート専門店「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」のクリエイティブディレクターとして活躍。現在は、モンマルトルのブティックで成功をおさめている。奥様は、日本人の工藤彩佳さんです。
スタッフは、パリ・モンマルトルにあるジル・マルシェルさんのブティック前で、全身チョコレートカラーの楠田さんと待ち合わせ。
早速店内へ。店内で早速テンションが上がる楠田さんは、一番食べてみたいケーキ「オペラ」を試食させてもらうことに。
「オペラ」5.6ユーロ(約680円)
「チョコレートのガナッシュとコーヒークリームが層をなしていて、素晴らしいハーモニーを奏でている。全てのエレメントが完璧なバランスで存在している。あらゆる素材のエッセンスが滲み出ているのを感じました。マツコさん、パリに来たらここに来てオペラを食べないと、人生後悔しますよ!」と言い切った楠田さんと、それを聞いて大喜びのジルさん。実はこのジルさんはトンデモナイ人で、フランスの名店「メゾン・ショーダン」を、ショコラ界の大御所「ミッシェル・ショーダン」から任されたのがジルさんなんです。
「ダークチョコレート70% キャラメルピーカンナッツ」7.2ユーロ(約870円)
楠田さんが「なんでもないチョコレートに見えるけど、一口食べるとバラ色に変わりますから。」というこちらのチョコレート。試食したマツコは、一瞬の間をおいて「……付き合ってくれ……。」と、マツコなりのバラ色の世界を表現。スタジオは笑いに包まれます。さらにマツコは、「なんでこんなに軽やかになるの?!甘いのが好きな人も、苦いのが好きな人も。美味しいって言わざるをえない、ちょうど!」と大絶賛でした。
ここで、楠田さんも驚く、衝撃のチョコレートジルさんが作った「パヴェ・アントルメ」が登場!
「パヴェ・アントルメ」49ユーロ(約5900円)
カカオ・キャラメル・チョコムース・プラリネなど、「メゾン・ショーダン」の美味しいものが詰まったケーキ。実は単なるチョコレートの塊ではなく、切ってみると中は何層にもなったケーキ。試食した楠田さんは、「パワフルなチョコレートが踊ってる気がする。洗練された大人の味わい。」と表現。
「パヴェ・ノワール」日本販売価格 1,512円(税込)
「パヴェ・アントルメ」の基本となったチョコレート。箱の中には、25粒にカットされた小粒の生チョコが入っています。マツコは「これは、私が今まで食べた生チョコ系で一番だな。」と絶賛。少しキャラメルっぽいそうです。楠田さんは「どんなことがあっても、1日の終わりにこれを食べると幸せな気分になれる。」と言い切っていました。
試食を終えたマツコは、残った「パヴェ・アントルメ」を自分の方に引き寄せ、残りが22粒あることを確認。「私、あと22日は大丈夫。」と言って、スタジオを笑わせていました。
日本のテレビ初公開!ピエール・マルコリーニのチョコレート工場!
ピエールのチョコレート工場にやってきた楠田さん。世界中から仕入れたカカオ豆で最初に行う工程は、カカオ豆の選別。この焙煎こそがショコラティエが最もこだわる重要な工程だそうです。焙煎されたカカオをペースト状にしたチョコレート。この状態では、まだ程よく口の中で溶けるチョコレートにはなっていない。ここに、マルコリーニさんのチョコレートが世界中から愛される理由があります。3段階の工程を経て、チョコレートを0.03mmまで薄くしていく。この薄さが生み出す滑らかさが、マルコリーニさんが愛される理由なのだそうです。そして、ここで生み出されたチョコレートが、色々な商品に変身していくのです。マルコリーニさんの新作チョコレート作りを見学させてもらう楠田さん。マルコリーニは、色々な素材をミックスしながら、ベストな味を導き出していきます。「粉山椒」を取り出してチョコレートにミックスしたマルコリーニさんは「すごく美味しい!」と新発見を喜んでいました。ここで、マルコリーニさんのチョコレートのコーティング技術を見せてもらうことに。時間をかけずに素早くチョコレートをコーティングするマルコリーニさん。厚さ約1〜1.5mmのコーティングにすることで、口どけと歯ごたえが良くなるのだそうです。さらに、冷蔵庫で5分ほど冷やすと、さらに美味しくなると教えてくれました。
マルコリーニさん注目ポイント
- 世界中のカカオ農園を飛び回り、カカオの選別から農園との契約まで自ら行う。
- カカオ豆の種類やチョコレートの作品によって、焙煎方法を変えている。
- 全3段階で、チョコレートを0.03mmまで薄くしていく。
- 口どけと歯ごたえを追求した、厚さ約1〜1.5mmのコーティング技術。
スタジオには、天才ショコラティエ マルコリーニさんの最新作が登場!
「クール エ ギモーブ 8個入り」3,024円(税込)
赤いボックスに、ギモーブショコラと、4種類のハート形チョコレートが入った商品。楠田さんは、「ギモーブの肌の柔らかさ、滑らかさは世界一!」と絶賛。試食したマツコの顔は、美味しさでユルユルになり、「噛んでると、シュワっと溶ける瞬間があるの。」と幸せそうです。バレンタインデーやホワイトデーにもオススメだそうです。「ギモーブ ショコラ」の美味しい食べ方!冷蔵庫で5分冷やしてから食べることだそうです。冷やすことで、周りのチョコレートの硬さが増し、口どけを歯ごたえがさらに良くなるそうですよ。お試しください!
「カカオ グラン クリュ 7個入り」2,754円(税込)
ワインの世界で「最上級の畑」を意味する「グラン・クリュ」。最上級のカカオ豆を使った、最上級のチョコレートです。この中の一粒「アーモンド プラリネ グラン クリュ」は、楠田さんがチョコレート工場で、新作開発の様子で見せてもらった時に作っていたもの。これを試食したマツコは、「色々調味料を加えてたじゃない。だけど、それはあくまでもアーモンドの深さをより増すために使ってるだけで、迫ってくるおは滅茶苦茶アーモンド!あんなに色々混ぜてたのが信じられない。本当に、今目の前で採れたてのチョコレートとアーモンドを食べてるみたいな。凄い!」と大絶賛でした。
ここで、時間がなくなってしまった楠田さんが、「マツコさん、本当に時間がないの!以上!マツコの知らないチョコレートの世界Part2でした!」と閉めてしまい、大笑いの中番組は終了します。